去る2011年12月25日、本NPOの活動として初めてのHxC Floppy Emulator実演会を行いました。 資料を使った紹介と、フロッピーディスクベースの当時のパソコンを使った実演からなる簡単な講演です。
紹介は、第一回ということでごく入門的なものに留めています。
紹介は大まかに以下の3項目です。
・HxC Floppy Emulatorの開発された背景、特徴
・日本国内PCでの対応機種
・対応イメージファイル
実演はPC-8801MC(NEC)とMSX2+(SONY)の2台で行いました。 5インチと3.5インチのフロッピーが、機械的な可動部分を持つフロッピードライブと置き換えて動作する様子を見て頂きました。
今後も定期的にゲーム保存に関するイベントは行っていきたいと考えております。 今回は海外から輸入する必要のあるHxC Floppy Emulatorが実際に動作しているところを見せることを主眼として開催しましたが、ゲーム保存の必要性、文化的背景、他分野での保存活動、また別方面の技術解説などを予定しています。
ゲーム保存は特に多岐に渡る知識・技術を必要としますので、要望を頂ければ特定の項目に特化しての解説も考えています。