明けましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
また、日頃から温かいご支援ご協力を賜り、心からお礼申し上げます。
本年はこれまでの取り組みに加えて「雑誌のインデックス化」や「資料のデジタル化」を行うほか、満を持して電子ゲームとアーケードゲームの保存研究・データベース化にも乗り出します。これまでに作成したPCゲームを中心とする専門的ゲーム・データベースにつきましては、近日いよいよ一般公開をはじめる予定となっております。一点ずつ現物資料を確認しながら作成した精度の高いデータベースは、これからさらに資料範囲を拡大して行きますので、是非ご注目ください。
また、今年度サポーター会員として当協会の取り組みにご助力くださいます皆様には、夏のイベントへのご招待や、各種資料のダウンロード特典を継続いたします。
毎年人気の夏イベント「伝説のゲームクリエーターに聞く」は
2019年8月3日(土)
ゲストを招いて秋葉原近郊での開催を予定しております。
※開催地は都内別会場に変更の可能性がございます。
こちらのイベントは毎年人気があり、満席になる可能性がございます。
参加ご希望の方には、ぜひお早めにサポーター登録や今年度(2018年度)分の会費更新手続きをくださいますよう、お願い申し上げます。
新規サポーター登録
会費期限の確認・更新
これからもたくさんの方にゲーム文化とその歴史の奥深さを知っていただき、古い作品にアクセスしたい方にとって使いやすいアーカイブができるよう、ゲーム保存協会スタッフ一同一丸となり活動に尽力して参ります。
2019年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
NPO法人ゲーム保存協会
理事長 ルドン・ジョゼフ
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理事長ジョゼフがラジオに生出演しました
通勤途中に聴くという方も多いJ-waveの朝の人気番組に当協会の理事長ジョゼフが生出演しました。
理事長本人もリスナーとしていつも聴いていた番組です。
六本木の綺麗なスタジオで素敵な朝日を見ながら、ゲーム保存について熱く語る様子は、以下のリンクから2019年1月4日まで視聴できます!
来年の課題は協会の場所探し。個人だけでなく企業や団体など多方面からのサポートを必要としています。
お正月休みのひと時、日本のゲームを愛して海を渡ったフランス人理事長ジョゼフの声を聞きながら、ぜひ今後のゲーム保存の未来について一緒に考えてほしいと思います。
録音へのリンク(メディア掲載ページ)
名ゲームクリエイター木屋善夫さんがゲーム保存協会の名誉会員に加わりました
80年代のゲーム業界を大いに盛り上げ、今でも根強いファンがいるまさに伝説のプログラマー木屋善夫さん。当協会では2017年の夏の講演会ゲストとしてお招きし、貴重なお話しをたくさん伺いました。日本のゲーム史を語る上で欠かせない重要人物である木屋さんが、この度ゲーム保存協会の名誉会員として参加してくださいました。
ゲーム保存協会では、ゲームソフトやハードウェア、雑誌や書籍などを収集するだけでなく、こうしたものを作っていた当時の第一線のクリエイターの皆さんとの輪も大切にしています。人がいなければ文化は生まれません。名作ゲームの裏には、必ず、一人一人のヒューマンドラマがあるのです。人の足跡を記録し、証言を記録することも大切なゲーム保存活動である、との思いから生まれたのが、ゲーム保存協会の「名誉会員」制度です。
ゲーム保存協会には3つの異なる会員制度があります。保存活動全体を年会費によって支える「サポーター会員」、実際の保存作業や団体運営を行う「正会員」、そして「名誉会員」は過去の功績や現在のネームバリューで当協会の保存活動に貢献し、応援を送る特別な会員です。
木屋さんは現在もプログラマーとしてお仕事をされていますが、数年前より当協会正会員メンバーが個人的にやり取りを重ね、ゲーム保存協会の取り組みについてご説明しご協力をお願いしておりました。多くのレトロゲームファンにとってザナドゥやソーサリアンといった往年のファルコム大ヒット作は忘れがたい思い出のはず。木屋さんはそんな名作の生みの親として、過去のゲーム作品を保存する当協会の取り組みへのご理解と応援の気持ちを込め名誉会員への参加をご快諾いただきました。
ゲーム保存協会を応援する木屋善夫さんからのメッセージや略歴は、こちらのページでご確認いただけます。
名誉会員 木屋 善夫
このように、過去ゲーム文化の歴史に貢献された方からの応援は、活動を続ける私たちにとってとても心強いものです。未来にゲームの歴史をしっかりと伝えていくために、一つでも多くの資料を残し、一人でも多くの方と協力して取り組みたいと考えているゲーム保存協会。取り組みへの参加方法は様々です。今後も名誉会員に参加いただける方が増えるよう、透明性を保った団体運営と真摯な活動展開を維持してまいります。
どうぞ、今後のゲーム保存協会の取り組みへのご注目、そしてご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
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写真:Nicolas DATICHE