ゲーム保存協会 夏のイベントのお知らせ

コロナ禍の影響を受け開催を中止しておりました、ゲーム保存協会による夏の恒例イベントが復活します。
今年の夏は、当協会名誉会員でもある古代祐三さんにフォーカスした豪華内容です。

ゲームを未来に残すためには、実際の資料を保存するだけでは足りません。
私たちが保存する歴史や文化で、今の人々をインスパイアーすることが重要です。
「ゲームを残したい」という気持ちを広く共有し、100年先に引き継ぐため、その魅力を発信し続ける必要があります。

対面的なイベントを中止してはや5年、私たちはニュースレターの発行頻度を増やし、ゲームの歴史を伝えるドキュメンタリーフィルムの制作と発表、新聞をはじめとするメディアの取材にも応えてきました。
2024年は、ようやくリアルなイベントのお知らせができる状態となりました。
まだまだ小規模の開催ではありますが、保存活動の広がりとともに今後はこうした機会の拡大もできるよう、全力で努めてまいります。
ぜひ、多くの皆さまのご参加ご協力を、よろしくお願いいたします!

<古代祐三さん特集>

■7/5(金) チャリティーコンサート
「メディェヴァル ゲーム ファンタジー~古代祐三さんのトークを交えたゲーム音楽チャリティーコンサート」
かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール
(主催:坂本音楽スタヂオ)
くわしくは>https://tiget.net/events/277429

■恒例★夏のトークイベント
「伝説のクリエイターに聞く 第5弾:古代祐三氏」
8月3日(土) 13:30~17:00
世田谷区 上用賀アートホール(100席限定)
参加無料・要予約
定員に達したため、受付を締め切りました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

ゲストスピーカー 古代祐三さんについてはコチラ

★トークイベントは現在、サポーター会員の優先ご予約期間となっております
サポーター会員以外の皆様は5/10以降お受付開始です。
会員の皆様でご参加希望の方は、お早めにご予約ください。
まだ会員ではない方は、この機会にぜひ新規ご入会ご検討ください。

新規入会のご案内>入会フォーム

西角友宏さんがゲーム保存協会の名誉会員に加わりました

西角友宏さんがゲーム保存協会の名誉会員に加わりました

この度、ゲーム保存協会では、70年代のビデオゲーム黎明期より開発に携わり、今もタイトーのアドバイザーを務めていらっしゃる西角友宏さんを名誉会員としてお迎えすることになりましたので、お知らせします。
本日3月31日は、西角さんの80歳の誕生日。傘寿のお祝いの日に、名誉会員のお知らせをさせていただき、大変光栄です。おめでとうございます!

名誉会員とは

ゲーム保存協会では、ゲームソフトやハードウェア、雑誌や書籍などを収集するだけでなく、こうしたものを作っていた当時の第一線のクリエイターの皆さんとの輪も大切にしています。人がいなければ文化は生まれません。名作ゲームの裏には、必ず、一人一人のヒューマンドラマがあるのです。人の足跡を記録し、証言を記録することも大切なゲーム保存活動である、との思いから生まれたのが、ゲーム保存協会の「名誉会員」制度です。

西角友宏さんについて

1968年、タイトーの開発子会社であったパシフィック工業株式会社にゲームエンジニアとして入社。1970年にデビュー作となるエレメカ「スカイファイター」を開発、以降10数機種のゲームを世に送り出してこられました。1978年、国産ゲームとして初めてCPUを搭載したビデオゲーム「スペースインベーダー」を開発、日本のみならず海外でも大ヒットを記録し、ビデオゲーム黎明期を代表する作品のひとつに。2012年からタイトーのアドバイザーを務めています。
ゲームを文化として次世代に残すという活動方針への賛同をいただきました。この度、名誉会員として当協会への参加をご快諾いただいたことに感謝申し上げます。

ゲーム保存協会を応援する西角友宏さんからのメッセージや略歴は、こちらのページでご確認いただけます。

名誉会員 西角友宏

ゲーム文化の歴史に貢献された方からの応援は、活動を続ける私たちにとって、とても心強いものです。
未来にゲームの歴史をしっかりと伝えていくために、一つでも多くの資料を残し、一人でも多くの方と協力して取り組みたいと考えているゲーム保存協会。取り組みへの参加方法は様々です。今後も名誉会員に参加いただける方が増えるよう、透明性を保った団体運営と真摯な活動展開を維持してまいります。

ぜひ今後のゲーム保存協会の取り組みへのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

サポーターに登録する

チャリティーオークション実施のお知らせ

2024年6月頃まで、ゲーム保存協会のチャリティーオークションを実施いたします。
当協会のA3スキャナーは、約10年・約1万枚のスキャンを行い、パッケージや雑誌の表紙を保存する作業に大活躍しましたが、寿命で壊れてしまいました。

保存作業を継続するために、新たなスキャナー器材購入の購入費・約35万円が必要となります。
この器材購入費の補填をするため、当協会の寄贈された重複在庫をYahoo! オークションにて出品いたします。
(なおクラウドファンディングで購入するスキャナーは雑誌本文の紙を大量にスキャンするもので、用途が異なります)

>パッケージ保存の一連の流れ

■売上金の用途
落札されたオークションの売上金は、全て雑誌・パッケージ画像を電子アーカイブ化を行うために必要なスキャナー購入費、作業に必要な備品など、雑誌アーカイブ事業の活動資金として、大切に使わせていただきます。

■実施期間
2024年6月頃まで(予定)
主に日本ファルコム様関連商品の出品となります。
出品時はX(旧Twitter)にて告知いたしますので、参加いただける方はぜひご支援いただけますと幸いです。

>オークション出品リスト

ぜひ今後とも引き続きのご支援ご協力、応援をいただけますと幸いです。