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ゲーム保存協会 10周年設立記念・9/11(土)ライブ配信開催

ゲーム保存協会は、今年2021年9月に設立10周年を迎えます。
これもひとえに、皆さまの温かいの賜物と心よりお礼を申し上げます。

この10周年設立という節目に、改めて私たちの保存活動を知ってもらうためにYouTubeでのライブ配信を行います。
当協会 理事長と保存協会メンバーが出演し、私たちが活動で行っているアーカイブ事業の説明と、アーカイブ作成に関わる機器類の紹介をする予定です。
配信中にコメントいただければその場でお答えすることもできますので、皆さまのご参加をお待ちしております!

■配信日時
2021年9月11日(土) 14:00~15:30 (※終了時間は前後する場合があります)

■YouTube
ゲーム保存協会 Game Preservation Society

リアルタイムで参加いただけない方も、後日アーカイブで閲覧できるようにする予定です。
当協会のYouTubeチャンネルに登録の上、ぜひご覧ください。

名ゲームクリエイター外山雄一さんがゲーム保存協会の名誉会員に加わりました

この度、ゲーム保存協会では、80年代から多くのゲーム開発に携わり、今もゲーム業界で活躍している外山雄一さんを名誉会員としてお迎えすることになりました。

名誉会員とは

ゲーム保存協会では、ゲームソフトやハードウェア、雑誌や書籍などを収集するだけでなく、こうしたものを作っていた当時の第一線のクリエイターの皆さんとの輪も大切にしています。人がいなければ文化は生まれません。名作ゲームの裏には、必ず、一人一人のヒューマンドラマがあるのです。人の足跡を記録し、証言を記録することも大切なゲーム保存活動である、との思いから生まれたのが、ゲーム保存協会の「名誉会員」制度です。

外山雄一さんについて

外山さんは現在はタイトーに在籍し、「スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション」等のディレクターとして活躍中です。
当協会制作のドキュメンタリー「芸夢 [gei・mɯ](ゲイム)」にご出演いただくご縁があり、ドキュメンタリー内では外山さんが子どもの頃に遊んだビデオゲームのお話し、アマチュア・プログラマーとしての最初の作品、ご自身が開発に携わったゲームに関する思いを語っていただきました。
今回改めて当協会のゲームを文化として次世代に残すという活動方針への賛同をいただき、この度、名誉会員として当協会への参加をご快諾くださいました。

ゲーム保存協会を応援する外山雄一さんからのメッセージや略歴は、こちらのページでご確認いただけます。

名誉会員 外山雄一

 

ドキュメンタリー「芸夢 [gei・mɯ](ゲイム)」公開中

ゲーム保存協会では作者側でのゲームの歴史を残すことを目的として、当時のゲームクリエイターにインタビューを行ってまとめたドキュメンタリー映像を制作しています。第一弾は、「外山雄一~近代のリアルタイムストラテジーゲームのパイオニア~」。
この機会に、皆さまぜひご視聴ください。

 

 

ゲーム文化の歴史に貢献された方からの応援は、活動を続ける私たちにとって、とても心強いものです。
未来にゲームの歴史をしっかりと伝えていくために、一つでも多くの資料を残し、一人でも多くの方と協力して取り組みたいと考えているゲーム保存協会。取り組みへの参加方法は様々です。今後も名誉会員に参加いただける方が増えるよう、透明性を保った団体運営と真摯な活動展開を維持してまいります。

ぜひ今後のゲーム保存協会の取り組みへのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

サポーターに登録する

 

写真:Nicolas DATICHE

文化庁アーカイブ推進事業 2020年度ご報告・ニュースレターvol.13発行のお知らせ

日頃より当協会をご支援いただき、誠にありがとうございます。

ご報告が遅れましたが、2020年度・文化庁メディア芸術アーカイブ推進事業の活動が2月末で無事終了いたしました。
最新号のニュースレター GPS News vol.13では、メディア芸術アーカイブ推進事業の詳細報告をまとめています。
会員の方以外でもどなたでも、PDFダウンロードしてご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

ニュースレターVol.13 PDFのダウンロードはこちら

2020年度のアーカイブ推進事業では、以下6つの活動がありました。
①パッケージの電子化
②データベースへの情報入力
③同梱資料の登録
④書籍情報の目録作成
⑤半導体メモリの目録作成
⑥磁気媒体電子化情報の登録

特に大きな成果があったのが、新しい取り組みとなるフロッピーディスクのデータ保存デバイス「ポリーヌ」を使った5.25インチフロッピーディスクのマイグレーションと、半導体の保存作業です。
皆さまからのご支援ならびに、日々保存活動を続けるメンバーのおかげで、無事今年度の活動を終了することできました。
この場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

ゲーム保存協会のオンラインゲームカタログ公開開始

今回のメディア芸術アーカイブ推進事業の取り組みの中で、これまで4年間の作業で蓄積してきたゲームカタログの資料情報をゲーム保存協会のホームページから、カタログとして皆さまにお使いいただけるようになりました。
現在掲載中の情報は、一部のみとなりますが、順次アップロードの作業を進め、今後継続的に掲載資料数を増やして参ります。

ゲームカタログはこちら

【ゲーム保存協会のカタログとは
文化庁の助成事業の一環で行った各資料のデジタルスキャン画像から、資料画像のサムネイルも掲載しています。実際の資料が存在し、証明することのできる情報のみを掲載していることが、誰にでも明らかな形で示されています。
サムネイルの掲載については、文化庁から、活きたアーカイブ創造のため、ぜひサムネイル掲載をとの声があったことから、著作権ポリシーにしたがい、複製が出来ない画素数に落とした画像を公開しています。
皆さまにとって、ゲームの歴史を深めるきっかけとして、そして研究を助けるツールとして、有効活用いただければと思います。

今後とも、引き続き当協会へのご支援をいただけますようお願いいたします。