プロジェクトA


ポニーより1984年3月に発売


すばらしきかなカンフー!!

プロジェクトAといえばジェッキーチェーンの大ヒット映画。それをそのままゲームにしてしまったのが本作であります。プロジェクトAといえば、ジェッキーチェンの他にも、ユンピョウやサモハンキンポーも出演していて、豪華な顔ぶれで話題になった映画です。ジャッキー大好きな私は大いに期待してプレーしたものでした・・。


いきなりこの顔は

ゲームを起動するとオープニングが開始されます。そしてジャッキーのご尊顔が・・。しかし、この顔はジャッキーというより、どこかのフーテンの親父のようです・・。やるな、ポニー。


どんなゲーム?

ゲームは、ジャッキーチェンが単身海賊の島に乗りこむところから始まります。しかし、一人で乗りこむなどという設定だったかな?という疑問がフッと私の脳裏を横切ります。しかも、この船、なんなんでしょうか・・。その辺の池にあるような手漕ぎボートのようです。そして島へ到着すると、ジャッキー全身姿で登場!!



・・・見てはいけないものを見てしまったような気がします・・・


ゲーム開始じゃ

ゲームが開始するとなぜかこうもりが大群で襲ってきます。こんなシーンがあったのか、とんと覚えていません。きっとカットされたシーンを忠実に再現したのでしょう。このコウモリは当たるとダメージを受けますが、何もしないとジャッキーの体力は回復するので、普通は死ぬことはありません。まぁパンチやキックでこうもりを殺すこともできるんですが、面倒なのでそのまま突っ走ることにしましょう。

しばらくすると海賊が登場します。こいつらを規定の数だけぶちのめすと、海賊のボスが登場するので、ボスを血祭りにあげると一面クリアとなります。 しかし、一対一ならともかく、海賊は最大3人まで増えるのでなかなかぶちのめすのも大変です。特に前に2人、後ろに1人いると最悪で、囲まれて逃げ道もなくボコボコにされてしまいます。


まじめ攻略

さて、ここからはちょっとまじめに行きましょう。ジャッキーの攻撃パターンは左図の通り。1~9のテンキーとリターンキーの10個の技があります。最近の格闘ゲームだとコマンドでいろいろな技が使えますが、この時代にこの技の豊富さはすばらしい!!。キーボードの強みを十分に発揮しています。さすがはポニー。こんなときだけ誉めておきましょう。このキーはうまく出来ていて、使う技は4と6の移動と、3と9の前方攻撃が主なのでやりやすいです。まぁあとしゃがみの2をたまに使います・・。リターンキーはとどめに使います。ある程度海賊にダメージを与えると、海賊があお向けに倒れる(というか、寝ているようにしかみえないんですけど)ので、そのときにこの必殺のツキを食らわします。



さてさて、基本的には、敵が近づいてきたら、こちらは動かずにむこうから近づいてくるようにします。こちらから近づくと間合いをとるのが難しいのです。敵がきたら、まず3でキックを食らわします。それと同時に9キーでパンチ。これで2コンボ完成!!さらに9キーまたは3キーで3連続コンボもたまに決まりますが、2コンボでよしとしましょう。いやー、こんな時代からコンボがあったとは!!(別に10COMBOとか表示はでません←当たり前)。何回かこのコンボでダメージを与えると海賊が寝そべりますので、ここで必殺のリターンキーです。プレーしているとだいたい倒れそうなのがわかりますので、3+9+リターンという3連コンボをあらかじめ用意しておきましょう。決まるとシビれます。彼女の前で決められるように300回くらい練習しましょう。実はリターンキーは海賊が倒れなくても、効果があります。リターンキーを押すとしゃがむので、海賊の攻撃をよけることができるのです。だから、3+9の攻撃が決まった後、海賊が反撃したときに運よく避けられることもあるです。


何匹か海賊を倒すといよいよボスの登場です。映画でもなかなかカッコイイ親父でしたが、このボスはなぜか海軍将校のようなカッコをしています。まぁこれくらいは許すとしましょう。 ボスは他の海賊と比べてやたらと耐久力があるので、少しずつ削っていくしかありません。しかし、他の海賊もその間邪魔をするので、囲まれてやられてしまいます。こんなときはあせらず、体力を回復するのを最優先にします。


こうしてボスを倒すと一面クリアです。愛しのシルビアなどは出てきませんのであしからず。次の面はやたらとこうもりが多発したり、海賊の体力があがったりしています。きっとこれの延々繰り返しなんでしょう・・。

けなしているのかおもしろいのか、わからないレビューになってしまいましたが、結論としては「燃える!」ゲームです。たまに3+9+1のコンボを使ってみてください。後ろ蹴りが決まったところなんか、写真に収めときゃよかったと後悔するほどカッコイイです。

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