特報!!ウツロの町最弱キャラ発見!(笑) by お肉氏


名前:Mald
LVL=1 LIFE=1 STR=1 DEX=1
機種:PC-8801/mkⅡ
出会いの条件:テンプル右側の入り口の前でゲームを開始する。すると、開始直後に遭遇する。


かねてより噂のあったMald氏とついにご対面、早速インタビューをしてみた。

イ=インタビュアー M=Mald

イ:「こんにちは!Maldさん。」

M:「…なんだよ。」

Maldは何かにおびえている様だ。

イ:「いやー、それにしても見事なステータスですねー。ピンならびですもんねー(笑)。」

M:「…それ、誉めているの?」

イ:「ウツロで生きる者として何かコメントを頂きたいのですが。」

M:「…コメントってそりゃ毎日命懸けだよ。何しろ俺の場合、その辺の小石につまづいただけで命取りだからなあ。」

イ:「確かにあなたの場合、ケガという状態にはなり得ませんよね。地上にいても安心できないわけですよね?」

M:「うん、せめてSTRが5、6あれば素手で悪人と戦っても怪我を与える事は可能だろうし、DEXがもう少しあれば攻撃もこっちから仕掛ける事もできるだろうし、何よりLIFEがもう少しあれば多少の“ケガ”でも生き延びる事ができるわけだし(泣)。」

イ:「本当に毎日が命懸けなんですね。ちなみに地下に降りた事はあるのですか?」

M:「とんでもない!地下は噂では恐ろしく強い怪物が集団で襲ってくるというじゃないか。えっと、なんて言う奴だっけかな・・、あ!Batとか言ったかな?なんかあれが1番大勢で襲って来るというじゃないか。ああ恐ろしい!」

イ:「え?、Batなら町の防具屋で1番安いleatherを買って、着ていればGOOD SHOTでもダメージを食らう事はありませんよ!?」

M:「ふっ、俺様の所持金は24GPというのを知らないな?しかも、たった今あんたが俺に病院で身体検査させたおかげで残金10GPになっているんだぞ。」

イ:「あ・・、でもknifeなら買えますよ・・。」

M:「あのな、ナイフじゃ地下1階どころかこのウツロの町でさえ、戦いは容易じゃねーだろ。このあいだ、屈強なパーティが井戸から戻ってきたのに出くわしたんだが、なんかそいつらの話じゃ、ブラックタワーの2階まで行ったらしいんだがそこで遭遇した巨人はめちゃめちゃタフなうえ、とんでもない怪力で味方の1人が60以上のLIFEでありながら、一撃で殺されたとか興奮気味に言ってたよ。だがな、俺から見れば、巨人だろうが、こうもりだろうが同じなんだよな。わかるだろ?この意味。」

イ:「ええ、よくわかります(汗)。すると、あなたにとっては薬局という存在も・・。」

M:「おう!当然無用だぜ!」

(ほとんど、開き直りである)

イ:「・・切実なる熱きコメント、有難うございました(汗)。」

二人は途中から地べたに腰を下ろしていた。そしてインタビュアーが先に立ちあがった時、持っていたマイクをうっかりMaldの頭上に落としてしまった!

ピー!「インタビュアー ガ Mald ヲ シトメタ!」

イ:「ああああああ!!」

おわり