編集後記
本CD-ROMの制作について
筆者が、本サイトを作ろうと思ったときに考えたことは、資料的に後世に残るものを作りたい、そして88ユーザーだった我々の当時の熱い思いを、現在の人たちに少しでも伝えたいということでした。
資料的に残るものにするために、出来る限りゲーム画面やパッケージ画面を集めました。幸い、88エミュレータが出現し、画面イメージをかなりの再現性をもって収録することができました。そして今後これほど多くの貴重な画像はなかなか集めることができないだろうと自負するくらいの点数を収録することができました。また、PC8801のハード経緯も触れたかったので、国会図書館に通って資料を大量に集めました。自分なりにPC8801がどのような発展を遂げたのかを研究し、現在筆者の持っている知識はすべて注ぎ込んだつもりです。
また、いろいろな方にレビューを書いていただき、当時の88ユーザーの熱い思いをたくさん収録しました。これも質の高いものが集まったと思っています。多くの方が協力してくださったことは、筆者にとってとてもうれしかったことです。ただ、レビュー自体にまとまりがなくて、見苦しい点があるかもしれません(たとえば、「ですます調」が統一されていなかったり、観点がそれぞれ違っていたり)。しかし、筆者は各レビュアーに対して、「当時のおもしろかった体験を文章で好きなように表現して欲しい」という注文しか出しませんでした。そのためには、各レビュアーのスタイルを通した方がよいものができるのではと考えました。
今後の展開について
今回のサイトにはまだ多くの「NOW PRINT」(集められなかった画像)が残っています。もしこれらの画像のおもちの方がいらっしゃれば是非ご提供いただいて、何年後かに第2版を作りたいと思っています。また、とても古いパソコンゲームに熱意のある方がいらっしゃいましたら、是非この後を作っていただきたいと思います。ぜひご連絡ください。
追加画像のデータや、情報などがありましたら、以下までメールをいただけるとうれしく思います。
また、ご意見、ご感想もお待ちしております。
2000.05.30 Y.ROMI(サークル名:ぽっくり屋)
正直、このサイトの制作は大変な労力でした。この形になるまで約3年間かかっています。自分でもよくここまでパワーがあったと感心しています。それもホームページ上でいろいろな方が応援してくださったおかげだと思っていますし、この企画を通してたくさんの知り合いができました。とてもうれしいことです。