ファイナルロリータby きたかZ氏
PSKより1986年1月に発売
ファイナルロリータみじかレビュー
PSK・・・このメーカーの話をすると必ず話題に上るのが、「アリス」、「ロリータ2」、「ファイナルロリータ」などの武市さん作品です。というか、PSKはこの人でもっていたといっても過言ではないですね(断言)。で、今回「ロリータ1」のレビューはいかがでしょうか?とおっしゃっていただいたんですが、さすがに野球拳モノは2~3行で書き終わってしまうので、一番書きやすそうな「ファイナルロリータ」をチョイスさせていただきます。しかし今にして思うと、「ロリータ2」は画期的な美少女強姦ソフトでした。警官はハンマーで殴るわ、少女を袋小路までかかえこんでヤっちゃうわの壮絶なゲームでした。「ロリータ2」は「ロリータ1」の続篇ではありませんでしたが、「ファイナルロリータ」は「ロリータ2」の正式な続篇であり、前作にはなかったRPG(つうか数字管理)要素が組み込まれた傑作です。
主人公、レジスタンスの変態なんですが、変態以前に泥棒です。学校前のありとあらゆる建物に勝手に入っては、めぼしいものを盗んでパワーアップしていく有様です。ゲームは「学校前」「学校内」「ファイナルバトル」の3部に分かれており、前作同様の「強姦モード」も健在です!(パチパチ)しかしさすがに本屋で立ち読みしている女の子(13歳)とか家の前で留守番している女の子(11歳(苦笑))に通り魔のように戦いを挑んで勝ったらそのままヤっちゃうってのは・・・ある意味dBソフトの「177」よりはるかに危険です。dBさんも摘発されたとき、「ウチよりひどいところがあります!」って言わなかったんでしょうか?私なら言ってますが(笑)
で、学校前のバリケードをトラックでブチ壊して校内に侵入するのはいいんですが、さすがに校内の女の子は完全武装しており、日本刀はもってるわ、スカートの中にミサイルは仕組んでるわの「うる星」あたりがベースになってる80年代アニメのノリ全開で見るものを泪させます(でももちろん勝ったらヤっちゃうんですけどね(苦笑))
さて、最終面は「ロリータ2」でもちょろっと登場した生徒会長と一騎討ちです。戦いに勝ったら「あなたが強いのはわかったわ、でもベッドの上ではどうかしら?」・・・14歳のセリフとは思えません(苦笑)。で、お約束通りの88エロゲー定番「イカせバトル」が始まるんですが(あ!私のレビュー中、今回初めて「女の子」をイカせるゲームか?なんだかうれしい!)この性感帯あてゲームがまたメチャムズでプチプチとキーを叩いてるうちに、あっという間にイカされてしまうわけです。「あなたってテクニック不足じゃないの?」・・・くどいようですが14歳のセリフとは思えません(苦笑)
で、私はゲーム全体の難易度の高さについていけず、結局リストを改造して生徒会長といたしたわけですが、自分でなさるつもりでしたらぜひもう自力でプレイされたほうがいいと思います。なにせこれは88史上に残る名作(?)ですからねえ(笑)
(余談ですが、今回書いてて思ったこと・・・「やっぱり真面目にきちんと作られているゲームは書きにくい。そりゃもうバカゲーの方が数段書きやすいですわ(笑)・・・でもオレ、武市さんに呪い殺されへんかなあ・・・?(苦笑)」)
文章:きたかZ氏
ファイナルロリータに関連するすべての画面写真、パッケージ写真の著作権はPSKに帰属します。