1987年11月発売のソフト

Title ミュール
発売元 BPS
Genre SLG
発売日 1987年11月
定価 7,800円
機種 PC8801mk2SR以降
概要 4人で遊べるとっても楽しいシミュレーションゲーム。未開の惑星にいき、この星を開発するのが目的。開発の道具はミュールという機械である。輸送船が戻ってくるまでの一年間にだれが一番豊かになっているかを競う。プレイヤーは、開拓者になって、食料や太陽エネルギー、鉄鉱石を生産する。食料はプレイヤーが生きるために、太陽エネルギーは、ミュールを動かすために、鉄鉱石はミュールを作るのに必要。だから、この3つのうち、どれか一つでも欠けていると惑星は発展しない。ゲームはターンごとに土地を一つずつもらえる。そこで何を生産するか決めて、ミュールをすえつける。あとはミュールが勝手に仕事をしてくれて、生産したものが自分のふところに入ってくる。さて、このゲームの最大のおもしろさは、オークションである。プレイヤーにとって食料とエネルギーは、必需品なので、なんとか手に入れなければならない。そこで、商品を他のプレイヤー同士でオークションして買うのだ。逆に高く売ることも可能だ。だから、品薄になりそうなものを生産してオークションで高く売るのがコツだ。オリジナルは、米国エレクトロニックアーツ社。「アーコン」に続く同社の移植第二弾。
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Title 波動の標的
発売元 ソフトスタジオWING
Genre ADV
発売日 1987年11月
定価 9,800円
機種 PC8801mk2SR以降
概要 超能力アドベンチャーゲーム。WINGがかなり力を入れて制作した作品。プレイヤーは、どこにでもいそうな「草薙史郎」というベテラン記者。彼が行くとろこには、不思議な事件が次々におきる。実は彼こそが光と闇を治める力を持つものなのだが・・。全12章からなり、かなり長丁場のアドベンチャーで、見るに堪えないような残酷な場面が続出。また、途中で迷路や分岐があり、選択式アドベンチャー特有の、ただ適当に選んでいればクリアできるというジレンマを解消しようとしている。最後は自分が光と闇を両断できる力を持つことになるが、へたなことをすると即ゲームオーバー。こんなに死ぬゲームは久々である。またSEも非常にこっており、WSESという独自の新しいサウンドシステムを導入して、機関銃の音などが非常にリアルになる。また音楽もFM3+PSG3を感じさせないすばらしい音楽。特にパーカッション系の音はいい。
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Title ぎゅわんぶらあ自己中心派2
発売元 ゲームアーツ
Genre TBL
発売日 1987年11月
定価 6,800円
機種 PC8801mk2SR以降
概要 大好評の「ぎゅわんぶらぁ自己中心派」の第2弾。さらに12人の個性あるキャラクター達と麻雀ができるようになった。麻雀卓も全自動に。勝ちすぎの金蔵や全自動の狼などの魅力的なキャラも追加。また、タコ討伐モードというのがある。ソニー君を選択すると、きちんとベータ牌が出るにのは驚き。
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Title ハウメニロボット
発売元 アートディンク
Genre SLG
発売日 1987年11月
定価 7,800円
機種 PC8801mk2SR以降
概要 ロボットを教育するパズルゲームのようなもの。ある日あなたに一通の手紙とロボットが届いた。「鏡の国は今、爆弾がしかけられ、破壊されようとしています。このロボットを使って45分以内に爆弾をとりはずしてください」という内容だった。ロボットのご主人様となり、行動パターンを記憶させ、移動や荷物を持ち運ばせて爆弾を処理する。光の通路と闇の通路があり、闇の通路はロボットは勝手に状況に応じた行動をとる。いかにうまく反射鏡やランプ、バッテリを使って光の通路を広げるのかが問題。
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Title クリムゾン
発売元 クリスタルソフト
Genre RPG
発売日 1987年11月
定価
機種 PC8801mk2SR以降
概要 クリスタルソフト制作のドラクエそっくりのロールプレイングゲーム。ストーリーもオーソドックス。超未来、かつて栄華を極めた人間の文明はことごとく消滅し、いたるところに廃虚と化したビルが朽ちている世界。この世紀末を支配する魔王は、モンスターを操って暴力の限りをつくしていた。みなこの魔王に立ち向かったが、誰も帰ってくるものはいなかった。主人公の父も打倒魔王を目指す一人だったのだが、思い半ばにして戦死。病床に伏した母親からこの話を聞いた主人公が、父の意志をついで魔王を倒すという、本当にありふれたストーリー。画面はドラクエタイプで上からみたもの。自分のレベル、体力、マジックポイントが表示されている。このゲームは、3人でパーティを組むのだが、最初は一人。途中で仲間をみつけていく。また、シナリオクリア型のような形でいくつかの試練を乗り越えていく。戦闘はドラクエタイプでリアルタイムでなく、コマンド選択式。攻撃するか逃げるかだ。本当に真似っこゲームだが、なかなか売れた。
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Title 億万長者
発売元 コスモスコンピュータ
Genre SLG
発売日 1987年11月
定価
機種 PC8801mk2SR以降
概要 株ブームの中発売された株式投資シミュレーション。このゲームは、株式などに自分の持ちかねを投資して、資産を増やすのが目的。投資の対象には、株式、転換社責、ワラント、商品取引があり、ニュース速報や経済指標ニュースなどの情報をもとになにに投資するか決めていく。迷ったときは、証券レディーや株式の神様にきくことができる。どのニュースがどの業種に影響するかなどが分かっていないと、全然勝てない。非常に勉強になるゲームかもしれない。
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Title ハイドライド3
発売元 T&ESOFT
Genre RPG
発売日 1987年11月
定価 7,800円
機種 PC8801mk2SR以降
概要 ハイドライドシリーズの88での最後の作品。広大なフェアリーランドを舞台としたアクションロールプレイングゲームで、今回は200階もある塔や宇宙などの場面も登場。実にスケールの大きな作品となっている。このころ流行りつつあったストーリーにドラマ性やヒジュアルを持たせたものとは違い、単純に敵を倒して謎を解いていくということを主題にした最後の大作ゲームかもしれない。
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情報 ハイドライド3のカタログ表
ハイドライド3のカタログ裏



Title アンジェラ
発売元 ビクター音楽産業
Genre ADV
発売日 1987年11月
定価
機種 PC8801mk2SR以降
概要 高い文明をもつ星オベリクスの主食は赤い液体プリザーバー。突然食糧危機がおき、プリザーバーを体内にもつ動物のいる地球へ・・ということで、彼らは吸血鬼なのだ。このゲームはこのプリザーバーを求めて地球にきたアンジェラになっていっしょに探索にきた父親を探すのが目的。ゲームは、コマンドを入力するアドベンチャーゲームで、けっこうきつい。また突然敵と戦うときはアクションゲームになって、体力がへったらプリザーバーを飲むしかない。なかなか難しいゲーム。
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Title 抜忍伝説
発売元 ブレイングレイ
Genre RPG
発売日 1987年11月
定価 9,800円
機種 PC8801mk2SR以降
概要 飯島健男氏のブレイングレイが作った第一本目。このゲームは、邪気丸、幻妖斎、小平太という3人の主人公がいて、それぞれに違った目的をもっている。プレーヤーは三人のうちからどれからはじめてもよい。ただ、ひとつのストーリーをプレーしていても、それと同時に他の2つのストーリーも進んでいる。そしてこの3つのストーリーは、部分的に交差し、邪鬼丸の時に出会った人物が幻妖斎ののストーリーで関係していたりと、からみあいながら進んでいくというもの。さらにストーリーの進行中、どうにもならなくなったときには、10日ごとに会う約束をしていた山小屋で他の2人に手助けを求めることができ、さらに他のキャラでプレイしているときにもそれは起こる。たとえば、邪鬼丸でプレーしていて、幻妖斎に協力してもらったとすると、今度幻妖斎でプレーしたときに協力を頼まれるわけだ。なんともおもしろいアイデアをもったゲーム。ゲームはRPGだが、経験値やレベルといったものは存在しない。物語に専念するということなのだ。
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Title YAKSA
発売元 ウルフチーム
Genre A-RPG
発売日 1987年11月
定価
機種 PC8801mk2SR以降
概要 記念すべきウルフチームの第一作。織田信長の世、悪鬼の力を封印した「魔空泉」の存在を知った信長はその封印を解いてしまった。これによって魔空の支配者「死魔神」が動き出した。死魔神は、「蛇髪仙」「紅龍」「麗鬼」の魔空三人衆と無数の悪鬼を地上にはなち、かつて自分達を封じ込めた夜叉の壊滅に乗り出したのである・・・というストーリー。このゲーム、最空と伊織という二人のキャラを動かして、情報収集をしながら進んでいくアクションロールプレイングである。日本マップが基本画面で2人をターンごとに動かし、20の地方ステージにいくと、フルカラーの横スクロールアクションゲームになる。このステージで、魔物を倒しながら人にあって、話を聞いたりアイテムを手に入れながらゲームを進めていく。各ステージのマップは256画面分もありスケールは広大である。序盤は最空と伊織をあわせることが目的となるのだが、いろいろと諸国をめぐってアイテムを手に入れないといけない。また、各ステージの「魔空泉」をみつけて封印することも重要だ。ただ、派手に宣伝されていたゲームの割には、ちょっとバランスに問題がある。まずモンスターは殺しても殺しても出現。きりがない。また何かある場所の指定は1ドットも狂ってはいけない。難しい。
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