1985年12月発売のソフト

Title三国志
発売元光栄
GenreSLG
発売日1985年12月
定価14,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 現在(2000年)でも歴史シミュレーションゲームの頂点にたつ三国志シリーズの第1弾がこれ。「信長の野望」「蒼き狼と白き牝鹿」と歴史物にこだわる光栄が満を持して世に送り出したゲーム。三国志自体の内容を武将システムという新アイデアを採用することによって、歴史に残るヒットゲームにしてしまった。三国志というのは、実に多くの武将、智将が登場する。これらの人材をいかにうまく集め、使うか、これがこのゲームの醍醐味である。ゲームコマンドは「信長の野望」と同様に、内政コマンド、外交コマンドなどがあるが、人物に関するコマンドが多く、武将の忠誠をあげたり、書物をあたえてそれぞれの武将の知力を増やしたりといろいろできるようにになっている。また戦闘も従来のヘックス型をさらに進化させ、計略でこちらに損害なく相手を混乱させたり、火計で火をつけて風下に火をまわらせたり、集団攻撃で攻撃したりとかなり戦術的に広がっている。また放浪というコマンドもあって、広い中国大陸をさまよって、ここぞという土地をみつけたらそこで旗揚げできる。中国大陸は広いので、空き地がたくさんあり、いつでも逃げたりできるのが、いままでのシリーズと大きく異なる。
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Titleメーベルズマンション
発売元COMPTIQ
GenreACT
発売日1985年12月
定価
機種PC-8801以降
特徴(概要) サイドビュータイプのアクションパズルで、90フロアもあるマンションで、各フロアにある隠された「財宝」を取るゲーム。このゲームの操作環境はなかなか劣悪で、キー設定が出来るのはいいのだが、初期バインドが「Rで右、Lで左、Jでジャンプ」とかいうもので、しかも一度移動し出すと「S」キーを押さない限り止まることが出来ない。これさえなければ結構面白いゲームだったはず。
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Titleウィザードリィ
発売元アスキー
GenreRPG
発売日1985年12月
定価9,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 現在のコンピュータロールプレイングはおおまかにわけるとウィザードリィタイプとウルティマタイプに分けることができる・・・なんて言われていたが、そのビックタイトルがついにこの時期にアスキーにより移植された。「暗黒の魔法使いワードナは、城から盗み出した財宝を地下10階にもおよぶ大迷宮に隠してしまった。もちろん迷宮の中には怪物がうようよしている。この迷宮に入り込んで財宝を取り戻すのが君の使命だ」というストーリー。まず6人のキャラクターを戦士、僧侶、僧正、魔法使い、盗賊、侍、忍者などから作成する。さらにキャラクターは、ホビット、エルフなどの5種類の種族、善、悪、中立の3種類の同盟などを選択する必要がある。このキャラクター作成がゲームの進行に大きく影響してくる。キャラクターを作成したら交易所にいって武器を調達。そしていよいよ迷宮へ出発。モンスターを倒して経験をためていく。このように書くと、なんの変哲もないロールプレイングのようだが、キャラクター作成の自由度の高さ、巨大な迷路、数百の怪物、難解な謎、呪文などが実に高い次元で調和したゲームである。余談だが、作者はロバート・ウッドヘッドとアンディー・グリンバーグ。同じ時期にコーネル大学にいたことで知り合い、たまたま二人ともロールプレイングゲームを作ろうとしていたことから意気投合し、共同でこの作品を作り上げた。
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Titleウルティマ3
発売元スタークラフト
GenreRPG
発売日1985年12月
定価12,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 「ウィザードリィ」と並び称されるウルティマのシナリオ3の移植。移植はシンキングラビット、販売はスタークラフト。オリジナルのアップル版とはかなり違うところがある。まずBGMがない。せっかくFM音源があるのだから、これはがんばってほしかった。またオートリピートキーのため、連続移動はとても楽なのだが、戦闘時にうっかりスペースキーを押してパスすると、次のキャラクターまでパスしてしまうことがある。会話モードも日本語と英語がごちゃまぜ。おまけに翻訳が下手。しかし、ゲーム的にはあそべるレベル。
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情報 パッケージの裏面



Titleザイロス
発売元アスキー
GenreRPG
発売日1985年12月
定価6,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 宇宙暦2047年、スーパーコンピュータ「ザイロス」を積んで謎の惑星レアンドロスの調査に向かった宇宙船がエイリアンに襲われて消息を絶ってしまった。プレーヤーは、ザイロスと情報の入ったディスクを奪還するという使命をうけ、レアンドロスに降り立った・・というところからはじまるアクションロールプレイング。画面はハイドライドのように、上下左右への画面切り替え式。自分より戦闘力の低い敵と戦ったときは、当然勝って戦闘力が100プラスされるのだが、強い敵と戦ったときには、その戦闘力の分だけこちらの戦闘力がマイナスされてしまう。つまり敵との戦闘力の大小を考えてプレーしなければならない戦略的なRPG。
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Titleぱよーんぽよょーん
発売元キャリーラボ
GenreACT
発売日1985年12月
定価5,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) ゴムというアイデアを利用したアクションゲーム。妖怪たちをやっつけてプリンセスを救い出すのが目的。妖怪を倒すには、手裏剣とゴムがある。ゴムは、木と木の間に貼り付けて、引っ張って放す。その反動で妖怪が死んでしまう。なんともすごいアイデアである。面をクリアするには、カギが必要なのだが、カギは木に実としてなるのだ。しかし、なかなかカギがならず、クリアは相当しんどい。
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Titleパラディン
発売元ボーステック
GenreARPG
発売日1985年12月
定価
機種PC-8801以降
特徴(概要) 「キミにはお姫様が助けられるかな」と88がしゃべるゲーム。ソフト上で音声合成をやっている。ゲーム内容は、アクションRPGで、デーモンクリスタルタイプ。全部で100面あり、1面から順序よく解いていかなければならない。途中の面には、商店や武器を購入できるところがあり、傷を治癒できる。ギャンブル場なんてのもある。画面がいまいちショボかったため、あまり売れなかった。コピーを失敗すると「4800円だしてかいたまえ」のようなことをしゃべる。
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情報 パッケージの裏面



Titleルパン三世 カリオストロの城
発売元東宝
GenreADV
発売日1985年12月
定価7,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 映画「ルパン三世カリオストロの城」を再現。ルパンが水路をたどって、ひとりで城に忍び込むところから、城の上部で金庫を探っている不二子に出会うまでの部分をダンジョンタイプのロールプレイングに仕立ててある。ゲームは、ルパン、次元、五右衛門、銭型(なぜ銭形が選べるのかは謎である)からプレーヤーを選ぶ。キャラクターによって武器や体力に差が出るので注意。また、最初にもっていくアイテム一覧があって、これの選択も映画を知らないと難しい。ゲームが始まると、カリオストロの一階にいる。扉をあけると映画にも出てきた廊下の真ん中にたつ胸像がある。うまくワナにはまらないように、ダンジョンのような城を動き回り、いろいろな部屋に入ってアイテムをとったり、体力を回復しながらゲームを進める。途中で敵がでてくると戦闘画面になり、照準を敵にあわせて攻撃する。この戦闘がなんとも味気ないし、画面もかなり寂しい。もうちょっとなんとかして欲しかった。このような感じでずっと5階まで進む・・・・。デモ画面が実際の映画の取り込み画像で、広告でやたらとこの画面を宣伝していた。この画面でユーザーはすごいおもしろいゲームに感じたのだが、実際に見てみると、このグラフィックの表示が大変遅い。さらに、グラフィックの上に重なるテキスト文字も表示がやたらと遅い。あまりに技術的にひどかった。ゲームもただ、カリオストロ城が迷路っぽいからゲームにしてみたような感はぬぐえず、もう一つ工夫がほしかった。
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Titleデゼニワールド
発売元ハドソン
GenreADV
発売日1985年12月
定価6,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 大ヒットした同社「デゼニランド」の続編。今回は、舞台は名古屋に新しくできた遊園地、デゼニワールド。デゼニマンというおやじになって、突如として暴走したコンピュータHAL3の暴走を止めるのが目的。全編ギャグ。たとえば、ヨーダという名前の居酒屋の前で「ヨーダ ミル」といれると、「なんて書いてあるかわからないヨーダ」なんて返ってくる。登場人物もおもしろい。前作「サラダの国のトマト姫」のパンプキン大王がコジキになって登場したり、スーパーマンやゴルゴ13などがでてくる。ゲーム自体の難易度はかなりやさしい。同社のデゼニランドに比べると、つかえるところは、2,3しかない。要するに、ギャグを楽しむアドベンチャーということなのだろうか。ちなみにハドソンの中本伸一と竹部隆司(製作者)は、このゲームを作るために、'84年4月末、西海岸のディズニーランドへ取材旅行にいっている。ちなみにパッケージにはデゼニマンのオリジナルサウンドトラックがついている。これはノリが完全に東京ディズニーランドだ。
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TitleSF3D
発売元ビクター音楽産業
GenreSLG
発売日1985年12月
定価6,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 西暦2885年、第四時世界大戦により壊滅的になった地球は、銀河系の全域から集まった脱そう兵、政治犯などの溜まり場になっていた。これに対して銀河連邦より地球の委任統治権をあたえられたシュトラール共和国は、反乱者を鎮圧すべく、戦闘部隊を送り込んだ。かくして、オーストラリア大陸を舞台に、独立傭兵軍とシュトラール軍のあいだで激しい戦闘が始まった・・というストーリー。このゲームの元になったのは、模型マニアの間で人気が高いプラモデル。このプラモデルは、「ホビージャパン」の雑誌の連載から生まれた。この連載は、横山宏氏によるもので、オリジナルな模型を作ろうという主張のもとに、毎月一体ずつ独自のデザインによる連作もののSFプラモデルを紹介していったものだが、読者の好評を博し、模型とともにストーリーの掲載も始まり、独自の未来世界を築いたもの。また、特撮ビデオやボードゲームもつくられている。ゲームの方は、8から15個のユニットを部隊編成して、戦術行動を展開するウォーシミュレーションゲーム。しかし、せっかくの模型もゲーム画面では点のようにしか表示されず、いまいち。
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TitleDISK FM&PC Vol.3
発売元鈴木技研
GenreETC
発売日1985年12月
定価3,000円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 今回の内容は、マシン語モニタ、WarGame、漢字テキストアドベンチャー、イラストギュラリー、FPコンバータ、Word Coverなど。
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Title走れスカイライン
発売元コムパック
GenreACT
発売日1985年12月
定価3,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 3Dタイプのレーシングゲーム。実は8001用の同名のゲームのバージョンアップ版。8001版のほうがスピード感があって遊べた。こちらは背景のグラフィックはきれいなのだが、レースとしてのスピード感がなくなってしまったのが痛い。グラフィックがよくなればよいゲームになると錯覚すると大間違いというよい例。(パッケージは8001版)
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情報 パッケージの裏面



Title天使たちの午後 番外編
発売元JAST
GenreETC
発売日1985年12月
定価
機種PC-8801以降
特徴(概要) Hソフトの大御所「天使たちの午後」のH場面を、さらに過激にアレンジして、ダイジェスト版にしたもの。
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