ハミングバードソフト



ザ・パームス(FM-7)(83年)

ザ・ナイトオブ・ワンダーランド(FM-7)(83年,8)

アビス/ABYSS(84年,1)

リキャプチャー(FM-7)

地獄の練習問題(84年,9)

アビス2/ABYSS2 帝王の涙(85年,7)

ラプラスの魔(87年,7)

アグニの石/AGUNI(88年,3)




社名は株式会社エム・エー・シー コンピュータ事業部。もともとは不動産関係の会社である。事業部の今西守氏がAppleⅡが好きで、以前からゲーム制作をしたいと思っていた。今西氏は、当時フランスから戻ってきたばかりの弟の今西寛氏、高野氏らと会社にコンピュータ事業部を発足し(1982年)、そのときに会社名もエム・エー・シーに変更される。ちなみに代表取締役は今西兄弟の父親。翌年にはマイコンショップもオープンした。「Humming Bird Soft」は、エム・エー・シーのブランド名で、実際はこちらの方が有名である。当初、FMシリーズのゲームばかり作っていたのは、88が絵の描画速度が遅かったのと、アップルのCPU 6502と似たCPUをもったFM-8(CPU 6809)が扱いやすいという理由からであった。創業当時は、アップルⅡ用のソフト(たとえば、「ナイーブコピー」というコピーツールやグラフィックエディタ)も発売していた。