1986年7月発売のソフト


Titleカレイドスコープ発汗惑星
発売元HOT・B
GenreRPG
発売日1986年7月
定価5,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 「カレイドスコープ」の第2弾シナリオ。今回の目的は2つ。第一の目的は、人気女優のホロマイドをみつけだし、第二市民の地位を手に入れること。もう一つは基本世界に隠された珍獣チューガを、ディファング星の仲間のもとにかえしてあげることだ。カレイドスコープの世界は、基本世界と冒険世界にわかれている。各世界では、画面構成が異なっている。冒険世界では、ウルティマのような画面で戦闘モードもウルティマに似ている。ベイカント号という乗り物が冒険世界では登場し、これがパーティの能力に影響したり、さまざまなパーツを手に入れて水上、水中、地中なども冒険したりといろいろと新しい試みも入れられている。グラフィックがいまいちものたりないので、もうひと工夫あるとさらによかった。
感想
情報



Title冒険者達・賢者の遺言
発売元アスキー
GenreADV
発売日1986年7月
定価7,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 舞台は中国の奥地、星吹と呼ばれる町からまたまた離れた山の中。プレーヤーは球という少年である。山で人使いのあらいお師匠さんについて修行中、謎の老人から黄金の鍵を押し付けられてしまった。そして冒険への旅路へとスタートしたのであった。というストーリー。ストーリーも軽いが、ゲームもけっこう軽くてサクサク進むアドベンチャーゲーム。入力はファンクションに割り当てられているし、日本語、英語をごちゃまぜにしても受け付けてくれる。割り当てられているコマンド数が結構多く、その1つ1つに違ったリアクションが返ってくることが多い。また女の子もバンバン脱いでくれるので、いいゲーム。
感想
情報



Title覇邪の封印
発売元工画堂
GenreRPG
発売日1986年7月
定価6,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) ある幻想の世界、アルカスという国にバァントゥラという通路があった。この通路は異次元との通路でかつてこの通路から魔獣があわられ、人々を混乱に陥れた。そしていままた不注意な振る舞いからこの通路が開かれてしまった。そしてこの通路をふさくだめに一人の勇者が旅へと送り出された。それがプレーヤーである。普通のRPGは、自分でマップを作りながらモンスターを倒すといっもたものだが、覇邪の封印には、はじめから全体の豪華なマップが付属している。マップ作りに終始する当時のRPGを批判した形である。しかし、ゲーム開始時に画面のマップは、自分のいる場所1マスしかみえないので最初の街までたどり着くのが大変である。下手に河に落ちようものなら、あっというまに流されてしまう。最初見えるマスが1マスというのは、かなり厳しいのでやめてほしかったところだ。モンスターと戦って経験をためていくところは普通のRPGと変わらないが、武器や鎧は使っていると消耗してしまうので、街の鍛冶屋で直してもらわなければならない。この辺りは目新しいところか。ちなみにパッケージにフィギア、マップが入っているが、これはもともとこれらをつけたゲームを作りたいという逆の発想から生まれたものだった。
感想
情報



Titleマル秘 課外授業編
発売元グレイトソフト
GenreADV
発売日1986年7月
定価
機種PC-8801以降
特徴(概要) ロリータビニ本ソフトともいうべきもので、このあと同社から発売された「ファイブ・スイート・ドリーム」を製作する上での、濡れ場シーンのイメージ用に作られたものが登場する。キーを押すだけでエッチな画面が次々とてでくる。登場するのは、ブラウス姿にセーラー服やテニスウェアーの少女たち。スタートして初めの3カットくらいはカワイス路線のノーマルスケベだけど、そこからアブノーマル路線に突入する。
感想
情報



Title摩訶迦羅
発売元マジカルズゥ
GenreRPG
発売日1986年7月
定価7,900円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 「ザ・スクリーマー」に続くロールプレイングの第二弾。舞台は東洋。3つの魂と12の断片と4つの塵となった暗黒が広がる世界。プレーヤーは、城主よりさらわれた姫を助け出してほしいと頼まれ、旅にでる。姫を助けるためには世界を破壊した阿修羅と戦わなければならないらしい。ゲームは、2Dの上からみた感じのマップと3Dのダンジョンからなるウルティマタイプのゲーム。登場するキャラは、武蔵や五右衛門など東洋系のキャラで全部で60人はいる。グラフィックはとてもきれいで、前作の「ザ・スクリーマー」を受け継いでいる。いろいろな人物に会って、情報を得ることが重要である。パラメータには、ヒットポイント、攻撃力、マジックなどのスタンダードなもののほかに、業というものがある。いってみればカルマで、あまり悪い行いをすると増えてしまい、恐ろしいことが降りかかってくる。東洋のウルティマ・・などというと大袈裟だがそんな感じのゲームである。
感想
情報 パッケージの裏面



Titleロボレス2001
発売元マイクロネット
GenreACT
発売日1986年7月
定価6,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 「時は2001年、各国は技術力の粋を集めた格闘技専門ロボットを世に送り出し、その優劣を競い合った。そして全世界規模の「ROBO WRES」時代がはじまった」・・というロボット同士のプロレスゲーム。ワザは3つのレベルがあり、基本ワザ、得意ワザ、隠しワザとある。基本ワザはキックやチョップとかおなじみのもの。得意ワザは、ロボットの種類によって違うが、「ローキック」や「バックブリーカー」など。相手に十分なダメージを与えたら、画面にスカイハイランプがつくので、隠しワザでキメ。華麗な空中ワザも使える。アーケードゲームがオリジナル。
感想
情報



Titleサマーゲームス
発売元ポニカ
GenreACT
発売日1986年7月
定価6,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) オリンピックに先駆けて発売されたゲーム。夏のオリンピックで行われる競技を8つあつめたもの。棒高跳び、飛び込み、床など、あまり統一感がないゲームが次々と続くがゲーム自体は面白い。すべて簡単なキー操作でゲームは進行する。なんと8人まで同時にプレーできるというのが当時としてはすごかった。プレーヤーは名前と国を選ぶ。国を選ぶと、国歌が流れたりして雰囲気を出している。競技が終了するときちんと表彰台が出て、また国歌が流れる。このゲームを作った人はよほど国歌が好きなのだろう。一人で練習したり、いろいろなモードもある。実はアップル(EPYX)からの移植。
感想
情報 パッケージの裏



Titleデイドリーム
発売元ビクター音楽産業
GenreADV
発売日1986年7月
定価
機種PC-8801以降
特徴(概要) なかなか重厚なアドベンチャーゲーム。マルチキャスト方式を採用しており、3つのシナリオ「ダイバー」「ポリスマン」「パイロット」から選べる。いちおう、「ダイバー」は初級コースなどとなっているが、きちんとシナリオや設定がなされていて、アドベンチャーゲームとしての質はなかなか高い。シナリオは、元SFマガジン編集長の南山宏氏のオリジナルで、構想に数年かけたそうだ。ともかく、このゲームは、シナリオの職業や環境をよく考えて、その人物になって考えてすすめていくことが大切である。ストーリー重視のため、描画が瞬間画面表示でなかったりするのが、いまいち不満だが、硬派なアドベンチャーが少ない時期、試みとしては評価できるだろう。
感想
情報



TitleZETA
発売元チャンピオンソフト
GenreETC
発売日1986年7月
定価4,800円
機種PC-8801以降
4,800円
特徴(概要) 見て、遊んで参加するDISKマガジン。このマガジンでは、6人のZETAギャルが紹介され、彼女たちを主人公にしたマンガや読み物が載っている。ミスZETAコンテスト、クイズ、水着講座、マル秘写真など企画がある。たとえば「水着講座」は、渡瀬麻衣子ちゃんが登場し、彼女の体を触って、7回感じさせてあげると、カワユイ水着姿をみせてくれたりする。
感想
情報 パッケージの裏面



Titleアルファ
発売元スクウェア
GenreADV
発売日1986年7月
定価
機種PC-8801以降
特徴(概要) 全編にアニメーションを取り入れたアドベンチャーゲーム。主人公のクリスもかわいく、ファンも多かった。「21世紀中に、太陽系の惑星を探査し尽くした人類は、開発目標を太陽系外に向けた。その目的地は、エリダヌス座のイプシロン星系のアルファである。しかし、宇宙の航行スピードは光速のわずか数パーセントしか出せず、目的到達まで数百年もの歳月を必要とした。人工冬眠の技術をもたない人類に唯一残された方法は、宇宙船内に巨大な居住区を設け、ひとつの社会を形成し、自給自足の生活を営みながら何世紀にも渡ってめぐりつくしかなかった。そして宇宙船が出発してから数世紀、もはや地球をはなれた頃の人は一人も生きていない、船内で育った人たちは当初の目的を忘れ、ただ無目的な怠惰な生活を送るだけとなっていた。この宇宙船「ダイダロス」の中で、一つの物語がはじまる」・・・というストーリー。このゲームは記憶のないクリスという少女が革命軍と出会い、ダイダロスの秘密、はじめからしくまれていた革命、そして惑星アルファに着陸する・・という展開でゲームは進む。各場面で音と動画の効果があり、「Will」からのアニメーション処理もさらに磨きがかかっている。アニメーションはぎこちないものではなく、とても高速で綺麗である。前作「Will」や「ブラスティ」の技術がここで生かされているといえるだろう。また、Willで好評だった隠れキャラの存在がアルファにも各場面に必ずあり、それがけっこうギャグだったり(革命軍のサブリーダの目が少女マンガだったり、リーダーがブタ鼻だったりする)する。また、ゲーム中に物を盗むとすぐにポリスに捕まって素っ裸にされて鎖でつながれる場面が話題になった。マップもつながりがけっこういやらしく、難易度も高いが、かなり売れたゲーム。
感想
情報 衝撃のシーン
クリスが銃を撃つアニメーション(虎菊氏)
パッケージの裏面



Title冒険浪漫
発売元システムソフト
GenreACT
発売日1986年7月
定価7,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) システムソフトが出したこの時期の傑作アクションゲーム。主人公の「DOTA」の父親はバイオ関係の科学者だったが、偶然チベットの古代遺跡発掘中に謎の死をとげた探検家の遺品から、アブドリュラノギグィゴを見つけ、その秘法により新生命を作ろうとした。が、この結果街はよみがえったバイオモンスターに占領されてしまい、両親と恋人は、リエールーの棺に監禁されてしまった。彼らを救うには、4匹のトルゥーダの怪物を倒さなければならないというストーリー。ストーリーからわかるように、モンスターはけっこうバイオしている。でも、主人公やアイテムが実にコミカル。面は4面あり、各7×6コマのステージがある。ステージの終わりには、ビッグモンスターが待ち構えているというわけだ。感じとしては、「ザ・キャッスル」「メルヘンヴェール」を足したようなものだと思えばよい。このゲームの命はアイテム。たとえば、ハチマキをとると歩く速度が早くなる。水中メガネは水の中にもぐれる。武器もナイフ、光線銃、ピストル、空気銃などともかく豊富。このアイテムがどんな効果を発揮するのかはとってみないとわからない。中にはラッパの武器とか、なんに使うんだろう? というものもある。幅広い支持を受けたゲームでもある。
感想
情報 パッケージの裏側



Title聖女伝説
発売元コスモスコンピュータ
GenreADV
発売日1986年7月
定価6,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 「マカダム」の流れをくむ秘孔さがしゲーム。ゲームの目的は、盗み去られた秘宝GOLD LADYを美少女レミアの手から取り戻すこと。コマンドの入力は、カナ/ローマ字、またはアイコンによって行う。このアイコンの動きがよくないので、目的とする個所に移動させるのに手間がかかる。アドベンチャゲームだが、アドベンチャーとしては、画面数も少ないし、受け付ける単語も少ないのでイマイチ。だが、絵はきれいだし、女の子の目が動いたりするアニメ機能もある。
感想
情報 マニュアルの表紙
解答(美少女パソコンブックより)



Titleエリカ
発売元JAST
GenreADV
発売日1986年7月
定価
機種PC-8801以降
特徴(概要) SFハードボイルドアドベンチャーゲーム。この時期としては異色な感じでよかった。プロローグもシビアである。「俺は気がつくとコクピットにいた。そして自分の記憶がなくなっているのに気づき、アゼンとなった。自分の記憶の断片を求め、戦闘機の中を探し回ると、一丁の拳銃と一枚のカードがみつかった。カードを戦闘機のコンピュータにかけてみると、「IDナンバー615・オルキ」と表示された。どうやら、これが俺の名前らしい。俺は当てもなく、コクピットを出た・・・」というストーリー。かなりハードボイルドが入っている。目的は当然記憶を戻すことだが、タイトルのエリカというのは、ゲームのキーを握る謎の女だ。もちろん、ジャストだけあって、エッチシーンもバッチリ。発売がかなり遅れたが、ジャストサウンドの対応とストーリーの練り直し、隠しコマンドの追加が原因と話している。
感想
情報 解答(美少女パソコンブックより)



Titleコスモエンジェル
発売元PSK
GenreADV
発売日1986年7月
定価4,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) 宇宙を舞台にしたSFアドベンチャーゲーム。「銀河暦2888年、銀河のテロ組織ギャモスのテロ活動によって銀河連邦政府は壊滅の危機にさらされていた。ギャモスは強力な破壊兵器次元破壊装置GRAY-Qを使って、銀河連邦の都市を次々と破壊していったのだ。銀河連邦はギャモス壊滅を決意し、銀河連邦政府軍(コスモエンジェル)のエージェント「扇理奈」にGRAY-Qの破壊とギャモスの総帥の暗殺を依頼した」・・というストーリー。あいかわらずのエッチなグラフィックは健在。
感想
情報マニュアル(一部)
解答(美少女パソコンブックより)



Titleリバース
発売元SPS
GenreADV
発売日1986年7月
定価7,800円
機種PC-8801以降
特徴(概要) ある女の子の考古学者の父親が、あるお城の学術調査をし、このお城になにかがあるらしいということをつきとめ、探索にいったが、3日前から行方がわからなくなってしまった。話しているうちに穴から落ちてしまった彼女と父親を探すため、お城を探索するアドベンチャーゲーム。絵が非常にきれいである。この時期としては当たり前となったコマンド入力式のゲームで、メッセージも漢字入り、水準はクリアしているが、特にこれといった特徴はみられなかった。けっこうホラーが入っているかと思えば、展開は意外とコミカル。
感想
情報 リバースの広告