ギャラクティック・ウォーズ/Galactic Wars(82年,6)
バードランド/BirdLand(PC-8001mk2)(83年,10)
SSGN潜行特攻作戦(FM7/8)(83年,冬)
異次元からの脱出(FM-7)(83年,冬)
北の脅威(PC-6001)(84年,5)
ドラゴンスレイヤー/Dragon Slayer(84年,11)
ザナドゥシナリオ2/XANADU SINARIO2(86年,10)
ソーサリアン ユーティリティデスク/SORCERIAN USERDISK(88年,7)
ソーサリアン追加シナリオ2 戦国ソーサリアン/SORCERIAN(88年,10)
ソーサリアン追加シナリオ3 ピラミッドソーサリアン/SORCERIAN(88年,12)
ワンダラーズフロムイース/Wanders from Ys(89年,7)
ドラゴンスレイヤー英雄伝説/Dragon Slayer(89年,12)
ドラゴンスレイヤー英雄伝説2/Dragon Slayer(92年,3)
1981年3月に立川に設立した会社。取締役の加藤社長は、システム開発ウン十年のキャリアで、ファルコム設立前は、国際協力事業団を通じて、海外プロジェクトのコンピュータ部門に従事していたスペシャリスト。2年間の海外勤務を終えて、昭和55年に帰国してファルコムを設立している。ファルコム設立当初は調査系の会社として出発し、タイ東北部を走る道路プロジェクトのコンピュータ部門を請け負ったりしていた。その年の8月には「コンピュータランド立川」というショップを始めた。「コンピュータランド立川」はアップルのソフトが250種ほど揃っている当時しては珍しい店だった(これは加藤社長の趣味だと思われる)。さらに、もともとゲームが好きだったスタッフが多かったためか、ソフト制作にも乗り出すことになった。初期にはあまりパッとした作品はないが、「ホラーハウス」「異次元からの脱出」などのアドベンチャーから発展した「デーモンズリング」や「ドラゴンスレイヤー」は業界にセンセーショナルをまいたゲームである。そして「ザナドゥ」「イース」とファルコムの看板ゲームが登場し、パソコン界でも光栄と並ぶ大メーカーに成長した。メンバーは社長の加藤正幸氏、「ギャラクティックウォーズ」「ぱのらま島」「ザナドゥ」シリーズで超有名な木屋善夫氏、「アステカ」シリーズの宮本恒之氏、「イース」の橋本氏、グラフィックの山根氏などが有名。