クリスタルソフト/XTAL SOFT



コスモクロス/Cosmo Cross(82年,12)

聖なる剣(83年,5)

高速機動部隊(83年,10)

コスモクロス&高速機動部隊(パック物)(83年)

名探偵登場(84年,2)

忍者屋敷(84年,2)

夢幻の心臓(84年,3)

グランドクロス/GrandCross(84年,5)

白伝説(84年,10)

リザード/Lizard(84年,12)

ファンタジアン/Fantasian(85年,2)

夢幻の心臓2(85年,11)

バビロン/Babylon(86年,12)

アスピックスペシャル(X1)(87年,6)

ジハード/JEHARD(87年,10)

クリムゾン/CRIMSON(87年,11)

Mr.プロ野球(87年,12)

バトルゴリラ/BattleGorrila(88年,4)

アドヴァンスト・ファンタジアン/Advanced Fantasian(88年,12)

クリムゾン2/CRIMSON2(89年,3)

夢幻の心臓3(90年,1)

クリムゾン3/CRIMSON3(90年,5)




昭和57年4月に大阪市北区に設立されたソフトハウス。社長の森田祥之氏は音楽業界からゲーム業界へ転身した人。高校のときはブリティッシュ・ハードロック全盛時代で、後の取締役になった鴻野氏と高校のときにギターについて熱く語っていたというロック少年だった。森田氏は、大学卒業後に1,000万円かき集めて大阪・天六で「SKY SOUND」という音楽スタジオを始めた。1980年に日本橋でPC-8001に出会い、コンピュータもおもしろさを知ると、音楽スタジオの顧客管理という名目でMZ-80Bを購入してしまう。顧客管理用のソフトがとても使えない代物で、自分でプログラムを改造しているうちに、プログラム技術も磨かれていった。そして脱サラを図った鴻野氏とクリスタルソフトを立ち上げたという経緯である。
会社を設立し、鴻野氏がデザインした「コスモクロス」が大阪地区で大ヒット。一躍有名になった。さらに続編の「グランドクロス」、後に入社した富一成氏の「夢幻の心臓」シリーズ、土山一雄氏の「白伝説」、また、スタジオ時代から働いていた音楽人・藤岡千尋氏の「リザード」が次々にヒット作品を発売していった。他にもデザイナーの石田氏、本多氏、プログラマーの中辻氏など。数々の名作ロールプレイングを作った会社だったが、最終的にT&ESOFTに吸収されてしまった。