ジャンピングブロック/Jumping Block(82年)
スターファイヤーPART1/StarFire Part1(82年)
アリババ(発売中止)
ミッドナイトマジック/David's Midnight Magic(84年,7)
チャンピオンシップロードランナー/ChampionShip LodeRunner(85年,10)
ロードランナーSR版/LodeRunnerSR版(86年,1)
シーナワイドスクリーン/SeeNa WideScreen(86年,6)
エリュシオン(PC-9801)(86年,10)
F15ストライクイーグル/F15StrikeEagle(88年,1)
マスターオブモンスターズ/Master of Monsters(88年,10)
マスターオブモンスターズ マップコレクション/Master of Monsters(89年,5)
1979年9月にシステムソフト福岡として創業。社長だった樺島氏は財閥関係のボンボンという話。初期は百貨店にある占いマシーンや電話回線を使う不動産システムを作ったりしていた。初期のころからPC-8001用のさまざまなゲームを開発していた老舗の一つである。PUシリーズ、SPUシリーズという8001のユーティリティソフトやノウハウ本も発売していた。その後完成度の高いSLG「珊瑚海々戦」、異色のSLG「選挙」などでその後名をあげたが、1983年の「ロードランナー」「チョップリフター」などの移植物で良質メーカーと評価される。その後は「大戦略」などのマニアック路線に走り、それ以外のオリジナルではいまいちパッとしたものがなかった。ロードランナーの移植技術はかなりのもの。また他のソフトハウスからもSMC、FM、X1などに移植された。メンバーでは、「SeeNa」の作者たいにゃんが最も異色。写真を撮られるとヒットポイントが激減することからなかなか表舞台に出る機会がなかったが、PC-6001版の「走れ!Tiny」でその才能を現した後、さまざまなヒットゲームを世に送り出した。また大戦略一筋の藤本氏も有名。「大戦略」の原型となるゲームをシステムソフトに持ちこんだそうだ。全体的に九州大学の学生が多く働いたりバイトしていたりしていたようだ。