現アリスソフト。大阪は北区西天満にあったソフト屋。昭和58年1月に創業で、塗料会社で大型コンピュータを使っていたというサラリーマン、白木善喜氏が社長。彼はサラリーマン時代からマイコンに興味があり、MZ-80Bを購入して趣味としてプログラムを作っていた。趣味で制作したプログラムがあるマイコン雑誌に掲載されたのをきっかけに、ソフトハウスから買い取ってもらえるほどの作品を生み出すまでになった。そしていっそのこと自分でソフトハウスを始めてしまえということで脱サラして作った会社であった。初期は他社同様に一般のプログラマーが作ったゲームを募集して発売していた。版権として商品化決定時に30,000円、売り上げ一本につき定価の10%を払っていた。