1987年以降
PC88VA登場
1987年の3月、PC88VAはPC88シリーズで初めて16ビット機として登場した。CPUとして、それまでのPC88シリーズの8ビットCPUの「μPD70008AC」と16ビットの「V30」の両方に互換性を持たせるため、クロック周波数8MHzの「μPD9002」というものを開発している。BASIC使用時で演算速度が3~5倍に向上した。
大いに盛りあがりを見せるかと思われた88VAだが、肝心の従来の88との互換性が、完全ではなく動かないものが多く(たとえば、「シルフィード」、「夢幻戦士ヴァリス」、「メルヘンヴェール」などが動かなかった)、98用のソフトも動くというわけでもないので、どっちつかずという感が強かった。そのためにVAを買い控えするユーザーも多く、当初はVA専用のソフトは、テレネットの「神羅万象」やNECの「R-Type」が発売されたぐらいで、何も魅力のあるソフトがなかった。PC8801mkIISRのときは、「テグザー」というSRを牽引するものがあったのだが、「R-Type」はPC-Engine版のものよりも出来が悪いと評判になるほどであった。結局VAは非常に中途半端なマシンだった。従来の88のソフトは完全に互換がないし、画像処理がどんなに強くても、ソフトがなくては「ファミコン」や「PC-Engine」を購入した方が格安で楽しめる。また、1987年にもなると、従来の88でのスクロール技術が進歩し、それなりにキャラクターがきれいに動くゲームが楽しめるようになったいた。また、88ユーザーが求めているものは、ファミコンのようなアクションゲームではなく、パソコンでしかできない、スケールの大きなロールプレイングゲームやアドベンチャーゲームであった。また、処理の重いシミュレーションゲームユーザーたちはすでに98に移行しつつあった。残念ながらこのシリーズは完全な失敗に終わったといえる。
これにより、88シリーズでしばらく続いていたV2モードにかわり、V3モードというものが登場した。これらはいわゆる言語レベル、アスキーロード、アスキーセーブの世界では共通性を保っていた。
ただし、基本的にはV3モードは16ビットモードなので、むずかしくいうと中間コードレベル、中間言語レベルでいくと共通性はない。
VAは8ビットのPC88シリーズ機のソフトも全部この16ビット機上で使えるというわけである。これはせっかく88が築いてきたアミューズメントの世界と資産を受け継いでさらに広げようと、販売サイドから工場(開発)に厳しい注文を出して実現したものだと言われている。
また新開発の専用LSIの採用により、描画機能を大幅に強化している。それまでオプションのビデオアートボードを使わなければ実現しなかった640×200ドットの解像度で65536色を同時に表示するモードや、640×400ドットで最大256色を同時に選択することができるようになった。また、画面の分割、合成、スムーズスクロール、スプライト表示が可能になり、いろいろな画面表現が高速で行えるようになった。さらに作成した画面をVTRに録画するためのビデオ出力端子まで標準で装備した。このような機能を活用するために、「PC-Engine」という名のOSが搭載され、MS-DOSのファイルも読めるようになっている。PC-Engineは、MS-DOSとN88 BASICが合体したようなもので、MS-DOS形式のファイルとN88-BASIC形式のファイルを読み込むことができた。
一方、日本語処理機能として、4万語の辞書ROMを内蔵、JIS第2水準漢字まで対応した高速連文節変換による日本語入力ができるようになっている。
ビジネスに使われることの多いPC98シリーズなどの機種に限らず、従来のパソコンは一般的に数字と文字を扱う作業に向けられることが多かった。これら対し、VAはもっと別の使い方、たとえば声の情報や、ビデオ情報、動画情報、さらにハイファイな音楽情報などをマルチメディアに扱えるようにした機種と考えられる。
(尚、VAシリーズでは88シリーズに連綿と引き継がれてきたN-BASIC ROMが未搭載となっている。)
ファミコンへの移植ゲーム
1986年から1987年にかけて、パソコンゲームで人気があったものが続々とファミコンへ移植された。もともとパソコンからファミコンに移植され、人気を博したものといえば、システムソフトの「ロードランナー」が、ハドソンによって移植されたケースが最も有名である。このあとも、パソコンからファミコンへの移植は行われてきたが、パソコンで「ザナドゥ」をはじめとするロールプレイングゲームの大ヒットから、パソコンゲームのネームバリューがあがったという点と、ファミコンのディスクシステムの登場により、パソコンに近い種類のゲームが各ソフトハウスで製作できるという点で、この時期発売が多くなったと思われる。
特に、「DOG」(Disk Original Group)というパソコンハウスが集まったグループが1986年の7月に結成された。このグループに参加したのは、スクウェア、システムサコム、マイクロキャビン、クリスタルソフト、キャリーラボ、ハミングバード、シンキングラビットである。結成の理由として、ファミコンのディスクゲームの市場を開拓するには、定期的に多くのソフトを出す必要があったため、各社が集まってソフトを出していこう、というのが狙いであった。
主に移植されたものは以下のものである。
メルヘンヴェール(システムサコム) サン電子が移植
ミシシッピー殺人事件(アップル) ジャレコが移植
ディーヴァ(T&ESOFT) 東芝EMIが移植
ガルフォース(スキャップトラスト) HAL研究所が移植
アップルタウン物語(アップル) DOGが移植
レリクス(ボーステック) ボーステック自身が移植
ザナドゥ(ファルコム) ハドソンが移植
ウルティマⅣ(オリジン) ポニカが移植
オホーツクに消ゆ(アスキー) アスキーが移植
信長の野望(光栄) 光栄が移植
トップルジップ(ボーステック) ボーステックが移植
地球戦士ライーザ(エニックス) 「銀河の三人」という名前で移植
このころ「スクウェア」や「アスキー」はパソコンソフトに見切りをつけ始め、コンシューマー機メインの体制に変換しつつあった。現在急成長した会社の多くは、この時期にコンシューマー機に乗り換えたところが多いのが事実である。
FA/MAの登場
1987年の10月にPC8801FA/MAが登場した。これはFH/MHの後継機種であるが、FAにはそれまでのようにディスクドライブの数による3タイプのバリエーションがなくなり、320Kバイト5インチFDD2台内蔵タイプだけになった。もはやフロッピー2基を搭載することはこの時代では当たり前のことになったと言える。
また、新開発のサウンド用LSI(OPNA)を採用した(サウンドボードII)。これにより、FM6音、リズム6音のステレオサウンドに、SSG3音を合わせ、合計15音源による表現力溢れるサウンド機能を実現した。そして専用のアンプ・スピーカーつきディスプレイやヘッドホン、ステレオ装置を利用してステレオサウンドを楽しむことができるようになった。
さらにこのクラスのパソコンとしてははじめてADPCM方式によるデジタルサンプリング機能をもっていた。256Kバイトの専用バッファーRAMを搭載しており、楽器の音や人の声などの自然音を、音質に応じて最大30秒から120秒までデジタル変換してメモリに記録して自由に再生できるというものであった。
FA/MAの登場は、ゲームミュージック文化を加速させた。それまで、パソコンの音楽に物足りなさを感じていたユーザーは、サウンドボードIIを駆使したステレオ感溢れる音楽に酔いしれ、88後期の数多くの名曲を誕生させることになった。
1987年に売れたソフト
1987年度で最も人気のあったソフトは何だったのだろうか?当時のPC-Magazineの年間ベストゲームから見てみよう。
投票順位 | ゲーム名 | メーカー名 |
第1位 | 信長の野望・全国版 | 光栄 |
第2位 | ぎゅわんぶらぁ自己中心派 | ゲームアーツ |
第3位 | シルフィード | ゲームアーツ |
第4位 | イース | 日本ファルコム |
第5位 | ロマンシア | 日本ファルコム |
第6位 | ディーヴァ | T&ESOFT |
第7位 | 大戦略88 | システムソフト |
第8位 | 三国志 | 光栄 |
第9位 | ウルティマIV | ポニー |
第10位 | ザナドウシナリオII | 日本ファルコム |
第11位 | ジーザス | ENIX |
第12位 | 夢幻戦士ヴァリス | 日本テレネット |
第13位 | ウィザードリィII | アスキー |
第14位 | エルスリード | NCS |
第15位 | ガンダーラ | ENIX |
87年は意外といってなんだが、シミュレーションゲームがかなり売れた年といえる。1位の「信長の野望・全国版」、6位の「ディーヴァ」、7位の「大戦略88」、8位の「三国志」とベスト10だけで4つものシミュレーションゲームがランクインしている。光栄が育てたシミュレーションに「大戦略」シリーズが加わり、さらにシミュレーションゲームの裾野が広がった感がある。86年に猛威を振るったロールプレイングゲームであるが、87年はファルコムの独壇場といった感があった。「イース」、「ロマンシア」、「ザナドゥシナリオII」と発売するものが次々とヒット。ユーザーがメーカーでゲームを選び始め出した年でもあった。
一方、アドベンチャーゲームは新たな流れが見え始めた。リバーヒルソフトの「殺人倶楽部」は、実に細かい人物設定、舞台設定を持ち、ひとつのドラマをみるような推理アドベンチャーゲームであった。また、エニックスの「ジーザス」は映画を見るような演出と世界観の設定を持ち、いままで"ゲームを解くこと"を目的としていたアドベンチャーゲームが、"ゲームを解く過程を楽しむ"ゲームに変化したという点でとても新鮮に感じた。
PC88VA2/VA3の登場
1988年3月にPC88VA2が、1988年6月にPC88VA3がそれぞれ登場した。PC88VA2はPC88VAの後継機種で、新しく加わった機能はPC8801FA/MAに搭載されたステレオサウンド機能とデジタルサンプリング機能である。さらにVAではオプションだったアニメーション作成用ソフト「アニメフレーマー」を標準で装備している。
また、日本語処理機能では辞書の単語数を4万語から6万5000語に増やすとともに、変換効率と変換速度を高めた日本語連文節変換機能を持ち、入力しやすくした。
一方PC88VA3は、VA2の機能に加えて、業界では初めて9.3Mバイトと、これまでの約9倍という大容量の3.5インチマイクロフロッピーディスクを搭載している。ビジュアルサウンドのデーダを保存する媒体、記録装置としてVA3の方向性を示すものであった。
1988年に売れたソフト
1988年度で最も人気のあったソフトは何だったのだろうか?当時のポプコム大賞から見てみよう。
投票順位 | ゲーム名 | メーカー名 |
第1位 | イースII | 日本ファルコム |
第2位 | ラストハルマゲドン | ブレイングレイ |
第3位 | 信長の野望・戦国群雄伝 | 光栄 |
RPG部門 | シルバーゴースト | 呉ソフトウェア工房 |
SLG部門 | 太平洋の嵐 | G.A.M. |
ADV部門 | スタークルーザー | アルシスソフト |
1988年以降、ゲームはそれぞれのジャンルで進化し、ある程度現在のゲームに近い形が見えてきたといえるだろう。ロールプレイングゲームは、「イース」シリーズに代表されるようなストーリー主体のものが圧倒的に多くなった。このタイプのロールプレイングゲームは、次に何をするのかプレイヤーを誘導しやすく、プレイヤーもゲームに感情移入しやすい。「エメラルドドラゴン」や「ブライ上巻」に代表されるようなデモシーンを多く交えたビジュアルロールプレイングゲームも88の後期には数多く見られるようになった。経験値やレベルという概念はあるものの、内容的にはアドベンチャーゲームに近くなったといえる。
アドベンチャーゲームは、「ジーザス」に代表されるような、シナリオを楽しむためのゲーム、つまり"必ず解ける"ゲームが主流となった。コナミの「スナッチャー」、エニックスの「アンジェラス」などがその代表的なものだろう。
一方、シミュレーションゲームは光栄のシリーズを除くと、88ではパワー不足となっていった。
MA2/FEの登場
1989年には、88シリーズの久しぶりの新製品として、PC8801FEとPC8801MA2が発売された。FEは販売価格128,000円という低価格で、ビデオ入力端子付きのテレビならば直接接続できるなど、家庭で手軽に利用できることを考慮した設計になっている。また、従来機と比べて体積比で約75%になるほど、小型・軽量化も図られていた。320Kバイトタイプのフロッピーディスクも標準で2基搭載されている。このマシンは明らかに、ファミコンやMSXのユーザーを88に取りこもうと意識した作りになっている。それが低価格化とビデオ出力の搭載に繋がっているわけだ。しかし、このビデオ画像の画面はお世辞にもきれいとはいえない画面だった。この手の低価格路線で成功した例はほとんどない。このFEもしかり、FM-TOWNS用の「MARTY」もしかりである。
一方PC8801MA2であるが、従来機のPC8801MAの直系の後継機種である。ソフトウェア、周辺機器などは、これまでのものがそのまま利用できる。また、LSI化を進めることにより、168,000円にまで価格を引き下げることに成功した。
FE、MA2共に、デモソフトとして「パニックベアーズ」という神経衰弱とジグゾーパズルを足して2で割ったようなゲームがついていた。
PC8801MCの登場
1989年12月にNECが最後の88として送ったのが、PC8801MCであった。機能アップの目玉はなんとCD-ROMの搭載である。ちなみにmodel2がCD-ROMを標準搭載で、199,000円、model1がCD-ROMはオプションで169,000円。このころ、富士通からCD-ROMを搭載したFM-TOWNSが発売され、ビジネスからホビーまでというコンセプトでキャンペーンを行っていたため、PC88の存在も影が薄くなりつつあった頃であった。また、MCの発売以前には、PC98とPC88のソフトが両方使えるという「PC-98Do」というマシンも登場しており、NECは88をすでに見限ったというユーザーの意見もあったタイミングでの発売であった。
CD-ROMであるが、標準の540MBデータの転送速度は最大600KB/S、連続時で150KB/S。このCD-ROMドライブ自体は、ゲーム機PC-EngineのCD-ROMドライブと全く同じものが使われており、ユーザーがすでにPC-Engineロムロムを持っていれば、オプションのボードとアダプタ(34,800円)を購入すれば、そのまま従来のPC88でもCD-ROMを利用することができた。もちろん、ボードとアダプター、CD-ROMドライブ(合計で65,100円)を購入すれば、PC-Engineを持っていなくても、バージョンアップができた。もちろん、PC-Engineのゲームが遊べるということはない。
CD-ROM以外では、メモリからのCPUへのデータの読み込みのウエイトタイムがなくなって従来の1ウエイトから0ウエイト仕様になったため、処理速度が平均して約10%ほどアップしている。また、筐体のデザインが横置きから縦置きになり、X68000を意識するようなデザインとなった。
このようなMCだが、問題はソフトが発売されるかということであった。MC発売当初、NECから「CDたから箱」というものが無料で配られた。これは「ルーンワース」や「ブライ上巻」などの最新ゲーム4本のオートデモ、12社20曲のゲームミュージック、「スーパー大戦略」、「ラプラスの魔」などの旧作ソフトのゲームデータ(一部はダイジェスト)などが入った物であった。しかし、これ以後なかなかCD-ROMに対応したソフトは発売されなかった。発売された唯一のオリジナルは、ソフトスタジオWINGの「ミラーズ」一本であった。そのほかのソフトは、音楽だけをCD-ROMから出したりするものが多く、残念ながらこの機能でゲームユーザーを88に留まらせるのは不可能だったのである。
●CD-ROM対応で発売されたゲーム一覧(一部)
ゲーム名 | メーカー名 | 特徴 |
ミラーズ | ソフトスタジオWING | 唯一のCD-ROMオリジナルゲーム。 |
DIOS | ザインソフト | フロッピー版のDIOSに声優データなどを収録したバージョンアップ版 |
CDたから箱 | NEC | 無償で配布されたCDで、ゲームのデモやソフトハウスからのメッセージなどが収録。 |
デュエル | 呉ソフトウェア工房 | 音楽をCD-ROMから再生 |
大航海時代などのサウンドウェア物 | 光栄 | サウンドウェア対応のものは、音楽をCD-ROMから再生することができた |
88の終焉
PC8801MC以後、CD-ROM対応ソフトも発売されず、PC8801は徐々に市場から姿を消していった。最後のソフトとなったのは、おそらく光栄の「蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史」(写真)。88のゲームの歴史を閉じる作品として、光栄が締めくくってくれたのは、なにかホッとする感じがする(変なエッチゲームがもしかしたらあるかもしれないが・・)。88シリーズは約10年間もの間、我々にゲームのおもしろさ、すばらしさを与え続けてくれた。特に「ロールプレイングゲーム」と「アドベンチャーゲーム」の発展は、88のゲーム史そのものが歴史として当てはまるだろう。
88がこれだけ長く持ちこたえた理由として、過去の資産を決して無駄にしないという「継承路線」によるところが大きいだろう。一番最初のバージョンの機種対応のソフトも、最終機種のMCで動くし(一部動作しないものもあったが)、SR以降の8ビットの88シリーズはずっとV2モードのままだった。また。ソフトの互換性だけでなく、機能的にも過去の機種をグレードアップできるような試みも続けられている。たとえば、前の機種につけられるボード類を提供して、新機種と同じ機能をもたせる努力はMCのCD-ROMまでずっと続けられていた。
ただし、V1モードとV2モードはグラフィックスに関するアーキテクチャーを変えているので、初めの機種をSR以降と同じようにしようとしても実現はできない。これはVAのV3モードも同様である。だから、88mkIIをSR発売の直前に購入した人は最も不幸だったかもしれないが、それ以外の人は比較的安心して購入できるマシンであったといえよう。
そしてこれらの要素がライバルの8ビット機(特にFM-7シリーズとX1シリーズ)に対して、優位を保ちつづけられる要因の1つとなった。1986年あたりに88は最盛期を迎え、中高校生の人たちも88を所有することが1つの夢のように感じる時代もあったのも事実だ。もちろん、ファミコンやPC-Engineといったコンシューマーゲーム機の台頭もあったのだが、パソコンゲームには、パソコンゲームにしかできない、大容量とグラフィックスがあり、それが常にパソコンゲームが存在する理由の1つとなっていた。
しかし、最近の市場はどうだろう?プレイステーション、ドリームキャスト、プレイステーション2…。コンシューマー機は、パソコンのアーキテクチャーを遥かに凌ぐ機能を持ち、さらにDVD-ROMを搭載することにより、パソコンならではの大容量という利点すらなくなってしまった。現在パソコン市場を埋めているのは、海外からの「いかにも」といったポリゴン中心のゲームと、さらにエスカレートした不気味な色気を振りまく2次元の少女が画面の中で裸になるソフトである。PC98に移行した1992年以降、この傾向は見え始めていた。しかし、まさかあのすばらしいソフトを制作していたソフトハウス、たとえば「クリスタルソフト」や「スタークラフト」、「シンキングラビット」などが姿を消してしまうとは思いも拠らなかった。ここまでパソコンゲームの落ちぶれた姿を見ると、筆者はとても悲しく感じる。もう一度、あの時代のあの感動を、コンシューマーゲームではなく、パソコンゲームで味わって見たいと切に願う。
参考文献:
画像 PC8801FH 虎菊氏より提供
画像 PC8801FAMA、PC8801VA,VA2、PC8801MCのカタログ ささじぃ氏より提供
その他PC88シリーズの写真:NECのカタログより引用